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基本的に時事ネタ、たまに趣味のフライフィッシングや自転車ネタで綴ります

またまたぁ>世界の先進国の中でもっとも危険な日本国債、債務危機は目前か

またまたぁ~気になっちゃうじゃん。
こんな記事↓ って、またまたぁ~何を煽りたいの?って感じです。

「世界の先進国の中でもっとも危険な日本国債、債務危機は目前か」

英『フィナンシャル・タイムズ』が次のような例を挙げて説明している。もしも某アジアの国の投資家がロンドンの某ブローカーを介して日本国債を買ったなら、その取引はイギリス名義として記録される。某アジアの国による日本国債購入額は先の数字よりもさらに大きい可能性が高いのである。

 日本国債の危険性はアメリカやヨーロッパの国債のそれよりも遥かに大きいとされており、「世界の先進国の中でもっとも危険だ」とまで酷評されている。

 日本の債務はいわゆる巨大な弾薬庫であり、状況はヨーロッパ諸国よりもはるかに深刻である。政府負債はGDPの60%以下が安全の目安だと国際的には考えられているが、IMFやS&P、スタンダードチャータード銀行の統計によると、現在の日本政府の負債はGDPの214.3%に達しており、ギリシャの120%を優に超えている。公認の安全ラインを2倍以上超えているのである。実際、S&Pによる日本国債の格付けは今年1月に引き下げられている。
だってさ。

こうも付け加えられている。

国際投機家たちがひとたび攻撃を始めたら、債務危機の渦中にあるユーロよりもさらに速く日本円は下落するに違いない。この攻撃は、実際に行われるか行われないかという問題ではなく、いつ始まるかの問題である。

とも書いている。

今更ながら、未だにこのような記事が書かれている事に驚きを感じます。

まずは、このくだり「某アジアの国による日本国債購入額は先の数字よりもさらに大きい可能性が高い」ね。
日本国債の消化は95%が国内なので残り5%が海外って事なので某アジアの国は、5%の中の何%かです。

次はこのくだり「日本国債の危険性はアメリカやヨーロッパの国債のそれよりも遥かに大きい」ね。
財政黒字国家と財政赤字国家を比較して赤字国家より黒字国家の方が遥かに危険だと言っている。
また、IMFに頼らなければいけない状況の国より危険と言っている。
日本は頼る必要ありませんし、黒字国だし。
じゃあ、なぜ「円高」ですか?

次はこのくだり「政府負債はGDPの60%以下が安全の目安」ね。
これは対外負債でしょ。
日本は対外負債GDP比60%以下に充分入ってるから安全ってことでいいのね?
対内負債は円を刷ればいいだけで、債務不履行にならない。(インフレうんぬんは無しとして)
日本国債は円建てなので可能です。
むしろ早く刷ってマネタリーベース増やして欲しいくらいです。

次はこれ「現在の日本政府の負債はGDPの214.3%に達しており、ギリシャの120%を優に超えている」ね。
ギリシャは対外負債が120%らしいが、共通通貨のユーロなので金を刷る事を放棄した国での対外債務です。
償還時にユーロを大量に持っているか、ドルを持ってないと返せない負債。
持つためには買わなければいけないが、資金ないのでIMF行き特急列車にご乗車ください。
日本の対外負債は60%未満だから前出の記述から言って「安全」と言っていいんだよね。

次はこれ「国際投機家たちがひとたび攻撃を始めたら、債務危機の渦中にあるユーロよりもさらに速く日本円は下落するに違いない。この攻撃は、実際に行われるか行われないかという問題ではなく、いつ始まるかの問題である。」ね。

もう既に、攻撃された事ありますが、完全敗北で撤退してったじゃない。
だいたいさ~、国債保持者の日本人が全て日本国債を売ったって、その金の運用先ないでしょ。
そんだけの経済規模がある国はどこですか?
万年財政赤字のアメリカですか?
財政危機のユーロ圏ですか?
ユーロ圏で好調なドイツ(世界4位)と言ってもGDPは日本の3分の2程度
世界5位のフランスに至っては日本の半分です。
ユーロ圏のトップ2ヵ国でさえこうなんですよ。
(1位アメリカ、2位中国、3位日本、中国と日本はちょっとの差で昨年抜かれました、アメリカは桁違い)
ま~どこの国でもいいけど、レートに左右される以上、安定的ではない。
国内の円建てならレート関係ないし、元本保証だし、金利は・・・低いけどね。
デフレで過剰貯蓄により金が余っている国(だから昨日の記事にもありましたが対外純資産世界一、世界一の債権国)ですよ。
だから円高でしょう。
なので下落は望むところですかね。
そうすれば貿易黒字増加しますから、景気回復に向かうかもね。


ポイントは自国通貨建ての国債である事と対外債務なのか対内債務なのかです。
昨年の参院選で「ギリシャは破綻した、日本はもっと悪いから日本も、このままでは破綻するから増税だ」と言った現首相が居ましたね。
無知振りを散々笑われましたね。
だから、もうギリシャを引き合いに出さなくなったでしょ。(笑)
デフォルトとは対外負債を返済できないこと。
よくIMFが顔を出すのは、そのような国に対して資金融資するためですからね。
外国では国債を他国に売るのが普通ですから、この観点(対外、対内負債)を忘れて負債額だけを見て記事を書くと前出の記事書いた人のようなことを言い出す訳です。
日本の財務省も国債格付け会社に書簡を送り、アメリカや日本のような自国通貨建て国債のデフォルトは有り得ないと言ってましたね。
たとえば、かつてのイギリスでは、一時は政府の負債がGNPの三倍近くにまで拡大した、淡々と経済成長することで「政府負債対GNP比率」を改善していった。しかも、数年で実現したわけではなく、五十年、六十年という期間を費やし、比率を少しずつ下げていったのだ。別に、国家には寿命があるわけでも何でもないので、それで構わないわけである。
余談ですが、家計には寿命がありますが、国と企業は継続するものです。
10年で返そうが、100年で返そうが、借り換えながらでも延ばせばいいんです。
イギリスも60年とかかけて比率を下げた訳じゃん。それでいいんです。ハイ

GNPって表現が懐かしいでしょうが、3倍ですよ。
でも、破綻しない。(対外負債も抱えたので若干IMFのお世話になったっけかな?)
同じくイギリスのサッチャー政権では税収が有り余って、国債償還(政府負債返済)しちゃったんだよね。
好景気で使い道のない税収だったから。
要は経済成長が財政再建には必要な事です。増税ではありません。


国家財政を家計に例えるのは好まないが、参考までにこんな例を見つけました。
(過去のものなので数字は若干古いですが、大きく異なる訳じゃないので気にしないで下さい)
ポイントは出だしの1~4行目くらいです。

2,787兆円(国富)の資産を持つ世界一のお金持ちの家庭(日本)では、旦那さん(日本政府)が993兆円(政府の債務)もの大金を借りている。
しかし、消費者金融(諸外国)から借りて自己破産したご近所の旦那さん(アルゼンチン、ギリシャなど)とは違い、奥さん(日本国内金融機関)からほぼ全額を融通してもらっている。
一家の中で最大の稼ぎ手である長男(非金融法人企業の民間企業)は不景気のせいで稼ぎが落ち込み(法人税の減少)、仕方が無いので旦那さんが奥さんから借りたお金を使って一家の収支をやり繰りしている。
長女に小遣い(定額給付金)をあげたり、自宅の屋根を直したり(公共投資)、何かと大変だ。
奥さんは本当なら、事業をやりたがっている次男にお金を貸す(企業への投資)つもりでいたのに、次男がさっぱりやる気を出さず(設備投資できず)、せっかくの資産の使い道が無くて困っていたのである。
なので旦那さんに喜んでお金を貸し続け(国債の繰り延べ)、「そのお金で次男においしいものでも食べさせて、やる気出してあげてよ。」と頼んでいる。
旦那さんも次男には頑張って稼いでもらわなければ困るので、事業が軌道に乗るまでは、家計に毎月入れてもらっているお金(税金)をちょっと減らしてあげる事(法人税引き下げ)にし、奥さんからさらにお金を借り、自らも事業を起こし(公共事業)、そこで長女や次女にもバリバリ働いてもらう事にした。
しばらくすると家族みんなが元気を取り戻し(景気回復)て、子供たち全員の収入が上がり、車も買い替え、3Dテレビも買い、小さいけれども快適な我が家(狭い国土の日本)で家族みんながニコニコ笑顔。
街中の人々(世界の人々)に羨ましがられながら、いつまでも楽しく暮らしましたとさ。


とまあ、最後にですが・・・
でも対内債務でも、今の財政状態はいい訳ではありませんね。

ちなみに財務省は、なぜデフレ下で経済成長ではなく増税を考えるのか

財務省のスタンスは「経済成長すれば財政再建はできない」である。
成長すれば金利が上がり、利払いが増えるため財政再建できないと考えているようだ。

財務省からすれば、財政収支の均衡を図るには増税が楽でしょうね。
これが、経済成長により税収増となると歳出増やせとか言い出す輩が出てくる。
歳出カットは財務省の重大な役割な訳です。
やり方を間違えて財政再建できなくなると、財務省が非難を浴びることになる。
でもね、増税にすれば、責任は政治家になるので、非難されるのは政治家になるのよ。
増税で国民に負担を強いると、誰も歳出を増やせとは言えなくなるでしょ。
だから、財政タカ派国会議員、マスコミ、お抱え御用学者を使って財政危機を煽って増税を叫ぶ。
それにまんまと乗せられ絡め取られる政治家が多いのが現政権です。
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by thkflyfisher | 2011-05-27 23:17 | 時事ネタ | Comments(0)