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基本的に時事ネタ、たまに趣味のフライフィッシングや自転車ネタで綴ります

『天と地の差』>『雲泥の差』

まずはこの記事

●小渕優子氏「父と首相、天と地ほどの差がある」

31日の衆院本会議の代表質問で、自民党の小渕優子幹事長代理が、父の小渕元首相(故人)と野田首相を比較し、首相像が似ているとの論評は誤りだと強調した。

小渕元首相は金融危機、野田首相は東日本大震災の復興と、ともに国家的危機に直面し、低姿勢で経済再生を図ろうとする姿に共通性があると評されている。小渕元首相は「冷めたピザ」、野田首相は「ドジョウ」と、ともに食に絡んだニックネームも付けられている。
初の代表質問に立った小渕氏は「就任時の環境、状況がよく似ていて、人柄も似ているかもしれない」と指摘。しかし、小渕元首相が就任から約2か月で金融再生法を成立させたことを例に『スピード感、決断力が各段に違う。天と地ほどの差がある』と述べ、野田首相には指導力が欠けていると批判した。

(記事ここまで)

小渕優子氏の父親である小渕元首相と現政権の野田首相は小渕優子氏の言う通り天と地ほどの差がある。

と言いますか、ドジョウだけに雲泥の差があると言い換えたい。

<小渕元首相の評価>
アメリカの不動産バブルの恩恵を受けて浮揚させた小泉・安倍政権に対して、外需が伸びない中で、内需中心で経済成長率、株価、そして一人当たり名目GDPを押し上げたのが小渕政権でした。

小渕政権が実施した内需拡大策は、政府支出(公共投資+政府最終消費支出)の拡大でした。
当時の日本経済の状況は下記の通りだったと思います。

①デフレ期には、「供給>需要」となっており、デフレギャップの存在は、企業のリストラによる供給サイドの縮小化が発生し、その結果、さらなる需要の縮小化を発生させ、さらにデフレギャップを拡大する。
②バブル崩壊後の民間企業は、積極的な投資拡大に踏み切らず、バブル期の債務縮小に没頭する。

③デフレ不況下においては、金利をゼロにしても、量的緩和による銀行の流動性を高めても、企業は縮小傾向に走るため、お金を借りない。それどころか、経済成長に無関係(GDP項目にならない)な借入の返済をする。

④民間企業が痛むと会社員の所得が減るから、家計も振るわない。

以上の状況下では政府が支出を拡大する以外に対処の方法がない

小渕政権時代の結果を見る限り、同政権が「正しい対策」を打っていたことは明らかだと思います。

ちなみに小渕政権後期には「好景気による税収増」により、財政は健全化方向に動きました。

残念なことに、小渕首相が早期にお亡くなりになられてしまったため、日本経済は再び財政悪化路線に戻り、デフレは深刻化の一途を辿ってきました。

自民党最後の麻生政権期には、小渕政権を見習ったのかわかりませんが、積極財政策により、日本経済の建て直しが図られましたが、再度浮揚した景気を民主党政権は、ことごとく歳出削減し、縮小させてしまいました。

現政権は、景気回復や財政再建に対して逆の事に前のめりです。

昨日のTVタックルご出演の金子洋一議員は、マクロ経済に詳しいようで、まともでした。

但し、党内で発言しても排除されるようです。(笑)

民主党は弁護士上がりの法律家ばかりでマクロ経済に疎い人材が上層部を仕切っているのが問題です。

だから政府財政を家計と同一視してしまうのでしょう。

と言う事で小渕政権と野田政権は「天と地の差」ではなく「雲泥の差」と言う話でした。
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by thkflyfisher | 2011-11-01 12:49 | Diary