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基本的に時事ネタ、たまに趣味のフライフィッシングや自転車ネタで綴ります

日本の資産

●日本国家のB/S 2011年度末時点の金融資産(固定資産除く)
(単位:兆円)       資産    負債
政府         473.7    1,099.1
金融機関       2,789.2     2,767.0
家計          1483.5     356.9
非金融法人企業    825.0     1130.5
民間非営利団体    55.8     17.8
純資産              255.9

※上記「政府の負債」は地方自治体分を含んでいる
※上記「資産」は金融資産のみで、固定資産(道路、工場など)は含まれていない。


金融資産合計は 5,627.2兆円です。
家計のみ見ると日本は米国に次ぐ第2位の資産額です。
米国は有価証券、株式、保険・年金が巨額な国です。
米国:5,000兆円、日本:1,500兆円、他の国は1,000兆円未満
しかし、現預金は日本が第1位です。
個人金融資産の推移を見ると
1980年: 300兆円
1990年:1,000兆円
2000年:1,400兆円
2007年:1,580兆円
2011年:1,480兆円

1980年〜1990年はバブル景気を含む成長により資産を3.3倍まで増加させました。
1990年〜はバブル崩壊により政府が支出を増やしたために個人資産に流れたおかげで1400兆円に達した。
それ以降(厳密には1998年あたりから)は完全にデフレ経済に突入したため個人資産の増加が抑制されてしまった。
しかもデフレ経済下では政府支出を増やして脱却を図るものですが、なぜか緊縮財政路線を崩さなかった。
このため個人資産に流れる金が少なくなった。
それでも自民党政権(厳密には麻生政権)までは微増だが、増えていた。
麻生政権時はリーマンショックがありましたが、それでも上向いていたのだが、2009年の政権交代で民主党政権になった後は減り始めています。
成長するためには資産を減らしていては無理ですね。
しかし、現政権は減らす政策に邁進しています。
自民党時代の総理大臣が交代しながら3人居れば、その内の1人くらいは上向かせてきたのだが、民主党政権では一切上向く気配が無い。
諸外国の景気の勢いを借りて成長させた政権もあれば、独自政策によって成長させた政権もある。
現在は欧州危機や、それに引きずられる米国のデフレ化(脱したけどね)など諸外国の景気の勢いを借りる事ができない以上、独自政策による成長を目指すしかないでしょう。
記憶に残っている地域振興券、麻生政権でのエコカー減税、エコポイント制度などデメリットもあるだろうが効果もあった。
政府が支出するとき、同時に国民も支出するエコ関係の政策はありでした。
民主党のバラマキとは異なる。(単なる所得移転、口座を金が移動しただけで消費に回る効率が悪い)


なんだかんだ言って個人金融資産が今日の日本国債を支えているのは間違いない。
この資産を減らす政策は国債消化の障壁を自ら作っているようなもんだ。
「国債が暴落する」「デフレ脱却しインフレ傾向になると国債金利が上昇し償還費用が増加する」だの騒ぐ人たちいい加減にして欲しい。
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by thkflyfisher | 2012-05-22 19:21 | 時事ネタ