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基本的に時事ネタ、たまに趣味のフライフィッシングや自転車ネタで綴ります

「税と社会保障の一体改革」に思う

●「税と社会保障の一体改革」に思う
増税したいがために使われる代表的なレトリックは「日本の消費税はわずかに5%。それに対し、イギリスは17・5%、フランスは19・6%、スウェーデンは25%。他の先進国と比べ、日本国民は社会保障などのための負担をしていないのです。だから、増税すべき」と言う人達が居ます。
消費税の税率だけ比較すると突出して低いのは日本であることは間違いない。
でもねイギリスの食料品は0%なんですよ。
高税率国家(高福祉国家)のスウェーデンですら食料品5.5%だよ。
じゃあ消費税に限定せずに国民所得に対する国民負担率(租税負担率と社会保障負担率の合計)で比較してみればいいじゃん。
日本は社会保障負担率がイギリス10%に対して日本14.6%です。


日本の国民負担率(=租税負担率+社会保障負担率)を国民所得比で見ると
日本40.6%
アメリカ32.5%
イギリス46.8%
高福祉国家のスウェーデン59.0%

ついでに言うと韓国もスイスも日本以下です。
確かに日本より国民負担率が高い国もあるのは事実ですが、突出して低い訳でもありません。

消費税率だけ聞いて「日本も増税しても仕方が無い」などと思ってしまう人は考えものです。
増税原理主義者はある一面だけを見せて納得させようとします。
「税と社会保障の一体改革」などと言っているなら消費税だけではなく租税負担、社会保障負担の全貌を見せてからにして欲しいもんだ。
消費税を10%⇒15%⇒20%なんてなった日には、高福祉国家の北欧並みの税負担になるのに社会保障は現状のままになる。
そこまで引き上げるなら北欧並みに学費無料、医療費無料、福祉無料にならなければバランスが取れない。
北欧を真似ろとは言いません。
医療サービスが無料でも、熱が39度程度なら医療受信されないんですよ。
39度ってインフルエンザくらいの発熱なら医者に来いって言う事に近いでしょ。
なので国によって公的サービスも異なるのに国民負担は同レベルを求めるのもヘンな話です。
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by thkflyfisher | 2012-05-23 12:59 | 時事ネタ | Comments(0)