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基本的に時事ネタ、たまに趣味のフライフィッシングや自転車ネタで綴ります

防災・耐震化がバラマキだと?

バラマキとは政府が支出するときに国民が消費しない場合でしょ。
政府が支出する時に民間企業がインフラ整備に資材調達したり雇用する事はバラマキではない。
自民党時代に公共事業増やしても景気は回復しなかったじゃないかと言う人も居ます。
でもね何故か公共事業で上向きかけると次の政権で予算削減するから元に戻ってしまってきただけでしょう。
麻生政権のエコカー減税、エコポイント、耐震化工事やっても回復しなかったじゃないかと言う人。
その後の民主党政権で最初に何をやった?
事業仕訳で予算を削減したでしょ。
何が不要(無駄)で何が必要な支出なのかの基準を策定せずにパフォーマンス的(見せしめ)に削減して必要なところも縮小させたじゃないの。

そこでこの記事

●自・公が巨額公共投資計画、バラマキとの批判も

自民、公明両党が相次いで巨額の公共投資計画を打ち出した。

 いずれも防災対策が目的で、総投資額は自民党が10年間で200兆円、公明党は同100兆円に上る。両党は次期衆院選政権公約(マニフェスト)の目玉にしたい考えだが、党内からは「財政が厳しい折に、有権者からバラマキとの批判を受けかねない」との不安の声も出ている。

 自民党は23日の国土強靱(きょうじん)化総合調査会で、10年間で200兆円の投資を柱とする「国土強靱化基本法案」を決定した。これを受け茂木政調会長は26日、長野県伊那市での講演で、今国会への提出を目指す考えを明らかにした。公明党も21日に10年間で100兆円の公共投資を目指す「防災・減災ニューディール」の策定方針を決めた。

 ただ、両党とも高速道路の整備など、旧来型の公共事業も目立つ。公明党が21日に開いた県代表懇談会では、出席者から「国も地方も借金がたまるだけではないか」との指摘が出た。

(2012年5月27日14時08分 読売新聞)


(記事ここまで)
「財政が厳しい折に、有権者からバラマキとの批判を受けかねない」だとさ。
なんでこれが「バラマキ」なんだっつーの!
党内でこの発言をした党員が無知なのか、記事を書いた記者が無知なのか。
恐らく、金を使えばバラマキであると認識している節がありますね。
そして200兆や100兆もの借金をしては財政を圧迫するだけだと思っているようです。
「旧来型の公共事業も目立つ」って、耐用年数を経過し老朽化が著しいインフラ整備のどこが悪いのか。
公共の道路や橋梁を国民が経済活動のために持続的に利用できるように維持メンテできるのは政府の公共事業しか存在しないんだよ。
民間は道路作っても利益を得られなければ事業として成り立たないのだから。
「国も地方も借金がたまるだけではないか」は、じゃあ借金しないで資金をどうやって調達するのか。
借金できないとしたら公的サービスを停止し、穴だらけの道路を車で走り、大型車が通れない橋や崩壊しそうな橋を恐る恐る渡るような日本になって良いと言うことか。

自民・公明両党の公共投資する金は、どこに流れますか?
民間の建設会社に流れるよね。
工事するのに人が必要になるよね。
資材が必要になるよね。
所得を得た人は消費するよね。
結局は国民の資産として貯蓄される事もあるでしょう。
消費すれば売上はお店の口座に貯蓄されるよね。
資材を買えば売上は資材供給する企業の口座に貯蓄されるよね。
当然、建設会社の口座にも貯蓄されるよね。
つまり政府が支出した200兆、100兆は国民の資産になるんです。
政府は、その金を国債で吸い上げて別な事に支出する事が可能になる。
さ~考えてみましょう。(10年で200兆円ですが、期間は無視して)

政府が200兆支出して建設会社に支払った(GDPに200兆加算)
建設会社が資材会社から資材を買った(GDPに支払った金額が加算)
雇用されて人が買い物をした(GDPに買い物した金額が加算)
単純に言えば、GDPは200兆円以上になりますね。
(あくまで土地収用費など考慮せずに単純に表現してます)
これらの支払い時には消費税が支払われるので消費税アップします。
雇用された人が所得を得ますから所得税アップします。
建設会社、資材会社が利益を出すので法人税アップします。
(そもそも日本の7割の企業がトントンか赤字なので法人税払っていないのが現状)
政府の税収が上がるじゃないですか。
増加した税収でコツコツと借金返済すればよい。
しかも税収が上がる事で政府の赤字国債発行額も減っていく。
何も10年で借金を全額返済しなければいけないなんて規則は存在しない。
償還期限はあるにせよ全て償還するわけじゃない。
借り換えで引き伸ばしつつ減らせば財政再建になる。
デフレ不景気を放置して緊縮財政する事の愚は欧州の例で明確になったじゃない。

話を戻すと「バラマキ」は政府が借金して支出しておきながら、消費に回らず口座に貯蓄として残る政策を指す。
使われなければGDPは増えないから税収も上がらないし、国民の所得も上がらない。
企業も利益が得られなければ雇用しなくなる。

自民・公明両党の政策を非難する前に現政府の本当の意味でのバラマキを非難しろ。
緊縮で経済縮小化を目指す政府を非難しろ。
その癖、近隣の某国への投資は増やす。
近隣の某国のかなりリスキーな国債購入するとは単に金を渡すことだからね。
間違ってもハイリスク・ハイリターンではないよ。
ハイリスクであってローリターン、過去にも破綻している国だからローリターンどころか毀損する可能性大でしょ。
もう一つの某国は自己都合で規制し、国際ルールを簡単に無視してくるんだからリスキー。
かつ、どちらの通貨も国際決済通貨じゃないからもらってもメリットないじゃん。

バカな政治家、バカな党員、バカな記者がどうどうと発言できる日本はすばらしく自由な国ですね。
(皮肉ですがね)
また、それに同調する輩も同罪だ!
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by thkflyfisher | 2012-06-01 22:48 | 時事ネタ | Comments(0)