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基本的に時事ネタ、たまに趣味のフライフィッシングや自転車ネタで綴ります

本日2回目の投稿ですが気になった記事があったので

●高成長の幻を追うな〈政権再交代〉■編集委員・原真人
『高成長の幻を追うな〈政権再交代〉

 自民党圧勝を受けた金融市場は新政権を歓迎し、安倍晋三総裁が望んだ円安・株高が進んでいる。だが市場はしばしば誤ったメッセージを発するものだ。
 財政と金融の両方でお金をばらまこうという「アベノミクス」は、短期の相場を考える金融市場の人々には心地よく響くが、日本の将来にとっては危うい路線である。
 量的緩和政策はデフレ解消や成長促進への効果が薄く、副作用が大きい。それがこの10年、日本銀行が試みを重ねた末に学んだ答である。にもかかわらず安倍氏はデフレ脱却のため日銀に「輪転機をぐるぐる回してお札を刷る」よう求めている。
 このうえ際限なくお金をばらまけばどうなるか。経済は好転せず人々の給料が上がらないまま、金利や物価だけが上昇しかねない。その先にはギリシャのような危機連鎖が待っている。
 安倍氏には日銀に建設国債をありったけ買わせて「国土強靭化」の資金を調達したいという思惑もあるようだ。自民党が描く10年間で200兆円(事業費)の公共投資を実現するなら政府の公共事業予算を2~3倍に膨らませる必要がある。人口減少国家にはかなりの重荷だ。
 今後はただでさえ橋やトンネルなど老朽化したインフラの維持更新に巨額の費用がかかる。一方で利用する人口は今後40年間に3千万人減る。ならば利用率の低いインフラをたたみ、維持費を減らす方が理にかなっている。社会のダウンサイジングをどう設計するか。それこそが日本の長期的な課題なのだ。
 民主党政権も理解していたとは言えない。「コンクリートから人へ」といいつつ、整備新幹線の着工など大型公共事業を進める逆行政策が目立った。
 さらにそれを加速させんとする安倍氏には、「名目3%成長」という人口増時代の高い潜在成長率の感覚があるようだ。日本が人口減少の成熟社会となった今、そこにこだわれば、政策の歪みは大きくなる。
 希望を見出さなければならないのは、別の視点だ。日本の働く世代1人当たりの実質国内総生産(GDP)はリーマン・ショック前と今と比べ欧米より伸びが高い。規制改革などを通じてこうして一人一人が生み出す価値を増やす努力をつ続ければ、人口減少下でも、年金や医療で持続可能な社会を設計する道は生まれる。
 新政権がアベノミクスにとらわれ続けるなら、持続可能社会の実現をさらに遠ざけるだけだ。そうなれば、私たちは遠回りのコストをまた負担させられることになる。』


(記事ここまで)
「量的緩和政策はデフレ解消や成長促進への効果が薄く、副作用が大きい。」と言うが、それは量的緩和だけでは確かに効果は薄いでしょうね。
だから自民党は公共事業と併用でやるといっている。
でもこの記事で公共事業は批判している訳ですから意味不明な記事と言うことです。
でもこれ、わかって言っている確信犯ですね。
だって「財政と金融の両方でお金をばらまこう」と表現しているのだから理解しているにも係わらず量的緩和だけでは効果が薄いとか副作用が大きいとか言っている。

それとまたイメージ操作ですかね。
「輪転機をぐるぐる回してお札を刷る」「際限なくお金をばらまけばどうなるか。」とか言ってるし。
金を刷って限度なくバラまくなんて言っていないでしょ。
目標インフレ率3%に達するまで無制限に緩和すると言っているじゃない。
そんで何?「金利や物価だけが上昇しかねない」ってさ、だから3%までと言っている。
って言うかさ、金利や物価が上がるって事は需要が増加していて価値が上がっていると言う事でしょ。
不景気のまま価値が上がる事あるのかって話です。需要が増加して物価が上がっているのに不景気なのか?

政府が調達した資金を公共事業などに使わずに緩和を継続しない限りは「経済は好転せず人々の給料が上がらないまま、金利や物価だけが上昇しかねない」なんて状況にならないでしょう。

ついでにこの記事からは人口減少国家は成長しないと言いたげですよね。
じゃあ日本より減少速度が速いドイツとかロシアは、きっとダメなんだ!。
人口減少している国の中で日本だけがマイナスか横ばい。
この20年間のデフレだからでしょうね。
人口減少しているからデフレだと言う主張で売れた書籍とかありますが、逆ですよね。

それに「政府の公共事業予算を2~3倍に膨らませる必要がある」と言うが、そもそも現在の建設国債発行額は30年前と同レベルまで引き下げてきました。
1980年代半ばレベルですよ。アンタ!

ま~この記事書いた人はアノ反安倍を掲げている新聞社ですので仕方が無いかもね。
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by thkflyfisher | 2012-12-21 00:52 | 時事ネタ