ブログトップ

180°陽あたり良好っ♪

thkflyfish.exblog.jp

基本的に時事ネタ、たまに趣味のフライフィッシングや自転車ネタで綴ります

白川総裁辞任劇に思う

●白川総裁前倒し辞任で後任選び加速、独立性懸念も
日銀の白川方明総裁が任期満了前の辞任を表明したのは、5年前の政治の混乱で生じた組織のゆがみを正常化するのが狙いだ。後任選びの着地点が見えない中、白川総裁が自ら幕引きを早めたことで、いよいよ各政党による人選の調整が加速する。
 白川総裁と副総裁との任期のズレは、平成20年の前回の日銀首脳人事で、民主党が、自民党の福田康夫政権が提案した元財務省事務次官の武藤敏郎氏の総裁就任に反対。副総裁の就任後に、世界でも例のない中央銀行総裁の約3週間の“空席”を招いたことに起因する。白川氏には、任期満了を待って、総裁職の「レームダック(死に体)」期間を後任にも残すことにじくじたる思いがあった。
 日銀法改正をちらつかせ、2%の物価目標導入を迫った政府との攻防を踏まえ、日銀の独立性の危機に対する抗議の辞任とみる向きもあるが、日本経済にレームダック化した総裁に金融政策のかじ取りをゆだねる余裕はない。
 白川総裁自身も5日の会見で、「日本経済の発展に貢献するため」と辞任理由を説明。辞意の一報を聞いた財務省幹部も、「3月下旬には次期総裁も内定している。その中で(白川氏が)政策決定会合を仕切れるのか。そういう部分で判断されたんだろう」と、前向きに評価する。
一方、甘利明経済再生担当相は経済財政諮問会議後の記者会見で「人事案の国会提出に向け、日程をそろそろ詰めていく」と、後任の選定作業を急ぐ考えを示した。
 白川総裁は辞任と引き換えに、総裁と副総裁の同時スタートを担保し、日銀首脳の任期に齟(そ)齬(ご)を生じさせた政治の混乱の再現が起きないよう、くぎも刺した形で、市場が好感する「アベノミクス」の円滑な推進のためにも、次は政治の責任感が問われる。
 ただ、辞任を決断せざるを得なかった白川総裁の姿を踏まえ、今後選ばれる後任は政治との距離感を縮めるとみられることから、新体制が日銀の政策運営の独立性を守れるのか、危ぶむ声も出そうだ。

●白川氏が会見「政府への抗議ではない」
日銀の白川方明総裁は5日夜、日銀本店で会見した。一問一答は次の通り。
 --なぜ、このタイミングで辞任を発表したのか
 「物価目標2%の導入など、金融緩和策の思い切った前進を決め、それを国内外に私の言葉で説明する必要があった。先週末に説明を終え、私自身の進退を話す環境が整った」
 --なぜ任期満了前に辞めるのか
 「新しい総裁と副総裁の下で金融政策をしっかり議論するほうが自然だ」
 --政府は金融緩和などで圧力を強めている。抗議の意味はないか
 「そうした意味合いは全くない」


(記事ここまで)
民主党の失策の影響がいまだにあると言うのが恐ろしい。
世界的に見てもありえない、中央銀行総裁不在の空白期間を作った上に交代のズレを引き起こしている。
今回の辞任は妥当だと思います。
最後だけまともな事をやったと認識しましょう。
「物価目標2%の導入など、金融緩和策の思い切った前進を決め・・・」と言うが、現在の白川総裁が言う2%とは世界標準と掛け離れた基準で言っている事を忘れてはいけない。
普通は天候の影響を受けやすい、つまり天候による物価変動が大きい生鮮食料品と中東情勢などの影響を受けやすい原油などのエネルギー資源価格を除いたコアコアCPIを用いて物価を見るのですが、白川総裁はコアCPIを使っている。
つまり生鮮食料品物価だけ除いた物価指数ですから、中東情勢の影響で資源価格が高騰すれば物価が上昇する。
要は、それでも2%になったと言えば目標達成な訳ですよ。
違うでしょって話です。国内の物価目標を見るなら世界標準のコアコアCPIで見ろって事です。
円安になれば輸入に頼るエネルギーコストが必ず上昇します。これを見越してコアCPIを使うなんぞ信じられません。
やり口が姑息ですよ。
そして民主党政権下での日銀の対応の結果がデフレ容認、しかも円高までも容認しました。
でも行き過ぎると莫大な費用を投じて為替介入する始末でした。
1週間ももたない介入をやって政府負債だけを意味も無く増やしてきましたね。
介入に使った金は復興予算をも上回る額でしたから復興する気がないと思われても当然です。
要は無策・愚策だったのが白川総裁の結果だったって事なのだから責任取って辞めて正解ですよ。
この辞任表明で円安に振れたようで一時94円まで下がったみたいね。
ま~この円安効果で海外から日本の中小企業への発注が増加しているそうで、現在3割り増しの受注だって。
ついでに株高の影響で海外からの投資が増加したため国内投資家の口座開設が相次ぎ国内投資も加速してきているとの報道も見えてきました。
これは国内の内部留保されている団塊世代の金が動き出す兆候ですから日本経済も動き始めることでしょうね。
正しい資本主義国家への回帰です。
ここ一ヶ月で方向性を示しただけで円安、株高、投資と今のところ順調な経済再生への動きが活発化してきてます。
大手企業も黒字化の報道が目に付き始めてます。
さ~これから政府が本格的に対策を実行に移せれば、さらに加速するでしょうね。
だってまだ方向性を示しただけなのだから!
[PR]
by thkflyfisher | 2013-02-07 00:25 | 時事ネタ | Comments(0)