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基本的に時事ネタ、たまに趣味のフライフィッシングや自転車ネタで綴ります

雇用の流動性 その発想、順番が逆でしょ

●「正社員を解雇しやすく」 安倍政権の有識者会議で議 論 安倍政権が発足させた有識者会議で、「労働市場の流動 化」が大きなテーマになっている。衰退産業から成長産業 への労働力の移転を促す狙いだ。流動化を実現するため に、今よりも正社員を解雇しやすくするべきだという意見 も出始めた。 6日開かれた産業競争力会議の分科会では初めて雇用問 題が話し合われた。委員から「労働移動の支援を重視すべ きだ」「流動性を高めるための前向きな制度が必要」な ど、「労働力の流動化」を求める声が相次いだ。解雇規制 についても「解雇が認められる場合の合理性を法律で明確 にできないか」といった意見があったという。 労働市場の流動化は、産業競争力会議と連携する規制改 革会議(議長・岡素之住友商事相談役)でも話し合われて いる。 ●成長戦略で雇用制度設計を柔軟にしなくてはならない 竹中平蔵 産業競争力会議などを中心にアベノミクスの中での成長戦 略がどのようになるのか大変注目を集めている。 金融政策、財政政策は重要だがそれらを超えて更に長期的 な経済発展のためには、やはり成長戦略が不可欠である。 そういう中で、規制改革こそが成長の一丁目一番地だとい うことを述べ、安倍総理も一丁目一番地という使ってくれ たわけだが、その規制改革の中で更に重要な規制改革はな んなのだろうか、そういう点に次第に議論が集まっていく のではないか。 規制改革はかなり幅広くやらなくてはならない。しかし、 あえてその中の更に中心的な一丁目一番地の中の一丁目一 番地として、雇用に関する労働市場に関する規制改革が重 要であるということを述べたい。 民主党を中心とする政権の最初に社民党が入っていた。こ の社民党の影響を非常に強く受ける形で過去何年間かの雇 用政策、労働市場政策というのは正社員を増やす、正社員 こそが良い働き方であって、そういった種類の労働を増や すということにどうしても重きがあった。しかし、日本の 正社員というのは世界の中で見ると非常に恵まれたという か、強く強く保護されていて容易に解雇ができず、結果的 にそうなると企業は正社員をたくさん抱えるということが 非常に大きな財務リスクを背負ってしまうので、常勤では ない非正規タイプの雇用を増やしてしまった。 本来どのような働き方をしたいかというのは個人の自由な はずで、多様な働き方を認めた上で、それでも同一労働同 一条件、つまり正規も非正規も関係なく全員が雇用保険、 そして年金に入れるという制度に修練して行かなければな らない。 今回の成長戦略の中で規制改革に関する制度設計、雇用を より柔軟にするための規制改革がどのように行われるか、 そこに非常に大きな焦点が当たると思われる。

(記事ここまで) ネットアンケートでは雇用の流動性を高めれば雇用は改善 するかの問いに対して。 改善する28% 改善しない64% わからない9% でした。 正社員を解雇しやすくしても大丈夫なのは景気の良い時だ け。 この発想は、解雇されても次の仕事に就けると言っていま す。 規制改革とか大好きな新自由主義とか新古典派経済学的な 規制の最小化、競争社会、放任主義による淘汰を目指して いるように思う。つまり解雇されて次の職に就けないのは 自己責任であるとね。 企業が内部留保率を高め、投資を抑止している状況では雇 用が改善する訳がない。 このような主張をする人は現実主義ではなく頭の中だけで 考えた身勝手な論理を実態社会に当てはめて実験しようと 考えているように見えます。 だいたい、この手の主張を繰り返す人達は、自分の職に対 する安定を将来的にも確保できている人達です。 国民の「民」ではなく企業目線で国民経済や国益をビジネ スで捉えている。 小泉政権で非正規雇用を製造業まで拡大しましたが、正規 雇用者も解雇しやすくすると非正規と正規は雇用面だけで 言えば差が無くなる。 「衰退産業から成長産業への労働力の移転を促す狙いだ」 と言うが、衰退産業は放置していても倒産したり、会社を 畳んだりする訳で、自ずと雇用先が無くなれば別な雇用先 に流れる。 そこをあえて解雇しやすくするとは衰退産業を早期に切り 捨てて引導を渡す事ですね。 それが労働者のためになるのか、企業のためになるのか。 そんなに成長産業へ移行させたいなら、まずは成長産業へ 失業者を雇用させるのが先じゃないのかな。 それとも彼らの発想は現在の失業者は自己責任として切捨 ててしまったのかな。 「労働力の流動化」を求めるなら解雇されても、または自 発的に辞めても次の雇用先に困らない状況を作り出すのが 最優先でやらないと無理ですよね。 竹中氏は「日本の正社員というのは世界の中で見ると非常 に恵まれたというか、強く強く保護されていて」と言う。 恵まれているから安心して働けるってのもあるでしょう。 何も厳しい競争に晒す事が良いとは限らない。確かに競争 は成長を生むでしょうが、その裏で負け組みも生み、自己 責任と言い放つ。 金を使わないデフレ下で、将来に不安があれば貯蓄するだ けではないか。 この人も何が優先なのか不明ですね。 「本来どのような働き方をしたいかというのは個人の自由 なはず」とも言う。 確かに自由ではあるが、雇用(求人)があっての話に過ぎ ません。 求人がないのに自分の求める働き方を追求しても労働力に はならない。 どうであれ働く事で所得を得られ、納税できる訳でしょ。 結局、景気回復して企業利益が増えている前提での発想で す。 さらに「それでも同一労働同一条件、つまり正規も非正規 も関係なく全員が雇用保険、そして年金に入れるという制 度に修練して行かなければならない」とも言う。 誰もが雇用保険に入りたい年金に入りたいと願って働く訳 ではないよ。 一定以上の所得を安定的に得たいと願って働くもので しょ。 違いますかね。 だから非正規より正規雇用を求めているでしょうにね。 国民は非正規雇用がどんだけ危うい制度なのか実感してま すよ。 もう、この人、規制緩和とか改革に限定すれば、いちいち 発言が気に入らない。

民主党政権の消費増税もそうでしたよね。先に経済成長を 目指す政策を講じて、デフレ脱却して景気好転してからで 良かったはず。なのに政府の財政を最優先した。 民間が金を使わないのに政府も使わないのは縮小していく だけでしょ。 それと同じで、「逆」だ「逆」と言いたい。
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by thkflyfisher | 2013-03-09 03:59 | 時事ネタ