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基本的に時事ネタ、たまに趣味のフライフィッシングや自転車ネタで綴ります

2003一迫釣行続編(実釣編)

a0028803_123127.gif釣り場移動編からのつづき!
早速、友人がロッドを振り始めた。私は、その様子をしばし見た後に、本流は友人に任せて、右側の細流の落ち込み下流部のたるみに一投目を投じた。この場所は、最初に車から降りて見に来た時に「ここから始めよう」と決めたポイントである。しかし、一投目に反応は無かった。本流から、離れたポイントであるが、まさかを期待して二投目も同じ場所に投げ入れた。するとヤマメらしき魚体がフライを追ってくるのが丸見えだった。しかし、場所とタイミングが悪かった。追ってくる魚に気を取られ、手前のラインが流れにのって流され始めていた。当然、フライも水面直下を引きずられるように流れきってしまった。魚はUターンをした。その後、再度同じ場所に同じフライを投げ入れたが、フライに反応して直前まで見に来るものの食いつきはしなかった。ここで反応のあったフライを交換するのがもったいないと思ったため、私とは別のフライを結んでいる友人に釣れる可能性があると思い、彼を呼び「ここに居るぞ」と声をかけた。友人は意気揚揚と投入した。するとまた魚影がフライ目掛けて近寄ってきた。「きたきた」と声を発すると、友人は「えっ!何も見えないよ」と言っている。どうやら友人の目には見えていないようである。結局、友人のフライにもヒットせずその場所を後にした。友人が先行で本流を釣り上がりはじめている。私は、岸寄りの細い流れの岩陰に魚影を発見した。イワナ、ヤマメの両方の魚影がはっきりと見てとれた。
とにかく、坊主逃れにどちらが釣れても良いと思った。フライをキャストする。丁度いい場所に着水し、水面直下を流れはじめる。すると早速、ヤマメとイワナの両方が私のフライに反応を見せた。心の中で、どちらがくるか!両方ともUターンしてしまうのかとドキドキはらはらであった。するとヤマメよりイワナの方が先行ぎみであったためか、それともヤマメはフライを見切って諦めたのかはわからないが、結果的に先行していたイワナがユラユラとドリフトするフライに向かってくる。ヤマメはUターンしていった。イワナは疑う事なく私のフライを咥えた。その瞬間、「きたー!」との奇声とも思えるような声で、間髪いれずにアワセた。魚の躍動感がロッドを伝い手に感触があった。ドンピシャ(かなり古い表現だ!)である。ちなみにヒットフライは、ボディーがイエローのシルクフロスにゴールドフラットティンセルのリブ、スカーレットのテイル、オレンジに染められたコックのスロートハックル、ホワイトダックのクイルウィングの視認性が良く、かなり明るい、どことなくプロフェッサーに似たオリジナルフライである。このフライでの釣果が、本日、最初の釣果となった。私は、1匹釣ったため、今度は友人にも釣って欲しいと思い、ヤマメが居ることを伝えた。しかし、友人との距離が離れ過ぎていたためか、あえて下って来てまで釣ろうとは考えなかったのであろう。とにかく坊主になるのは御免である。その後は、当然、友人が1匹釣るまでは先行で釣ってもらう。釣りあがっていると流心脇に魚影を発見した。
友人に伝えたが、友人は魚影が見えないらしい。友人の数投の後に、私もやってみたが、流れが思ったより複雑であったために魚影があるフィーディングレーンにフライが乗らないのである。何投しても無反応の魚を後にして、さらに上流を目指した。すると今度は水面ギリギリの沈み石上流側にライズを発見した。若干大きめのその魚体は、流下する水面上のエサを漁ってライズを繰り返しているようである。これはチャンスと思い、友人に伝えたが、またも友人には見えないらしい。とにかく、魚の場所を口頭で伝えた。あいかわらずライズを繰り返している。自分が釣る訳ではないが、妙に胸がドキドキしている。心の中で「はやく!はやく!」と友人を急かしている自分に気づく。魚が水面に興味を示しているからドライが良いのではないかと友人と相談するが、友人は、どうしてもウェットでの釣果を願っている。その後、友人がキャストを繰り返すうちに逃げていってしまった。魚影が見えない友人がキャストしてるのだから仕方が無いかもしれない。でも、もったいなかったと悔やむ。終わった事は仕方が無いと気持ちも新たに、さらに上流目指して釣りあがる。不思議なことに、それ以降、魚影が見えないのである。さっきまでは、あんなに見えていたのに不思議であった。友人も釣ってくれないと帰りの車中での会話が弾まないではないか。魚の着きそうな場所にフライを投入していく。そろそろ帰る時間が近くなってきた。私的には、もう納竿かなと思っていた。すると、後方から私を呼ぶ友人の声が聞こえてきた。
振り向くと、そこには、イワナを宙吊りにした友人の姿があった。よかった、これで二人とも坊主は逃れたことになる。友人の表情が明るく変わっていると思い、近くに寄って行った。すると表情に硬さはないが、どこかうかない表情をしていた。どうやら理由は、ウェットで釣り上げたイワナではなく、苦肉の策でドライを使用したための釣果だ。たしかに、今までドライでは結構釣っていたが、ウェットでの釣果にこだわったがための結果に、うかない表情をしていたのであった。
その後、数十分釣りを続けたが、反応も魚影も無かった。上流側では水遊びをしている人達が見える。空からは小さな水滴が諦め顔の私たちに降り注ぎはじめた。
「もう帰ろうか」の一言で、川を下り車まで戻ってきた。釣り装備を脱ぎ、車に片付ける。身が軽くなり、今日一日を振り返りながら、タバコの煙を見上げる。
帰りに、道の駅に立ち寄り腹ごしらえして帰路についた。
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by thkflyfisher | 2004-07-02 12:32 | 釣り日誌編