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基本的に時事ネタ、たまに趣味のフライフィッシングや自転車ネタで綴ります

2003年一迫川釣行続編(釣り場移動編)

a0028803_123523.jpgキャンプ編からのつづき!
翌朝、目が覚めた。時計を見ると5:00くらいをさしている。雨の音もしない。天気が気になりテントの外へ出てみることにした。外は曇りであるが、西の空が明るい感じがするため晴れに向かう曇りって感じである。数分後に友人がテントから這い出てきた。まだ、ボーっとした感じである。
「そろそろ、焚き火を始めて朝食でも作るか」朝食作りが開始された。お互いの心の中は「やばい!早く釣りに行かねば・・・」ってのが本心であろう。そこは、ほれ「スローで行こう」「ガツガツすんなぁ~」ってことで朝食作りとなる。メニューは、ホットサンド!ホットサンドメーカーでハム・チーズ・マヨネーズを挟んだパンを無造作に焚き火に放り込み焼き始める。同時にコッフェルに湯を沸かし、夕べの残りの固形コンソメでベーコンのスープを作る。焚き火のススで真っ黒になったホットサンドメーカーを焚き火から取出し、あけてみた。いい感じに焦げ目が付いていて、とろけそうなチーズがうまそうであった。
食事しながらコーヒー用に湯を沸かしはじめる。食後にコーヒーを啜りながら本日の釣行計画を相談する。本日は、一迫川のキャッチ&リリース区間を釣ってみようと決めてキャンプサイトを撤収した。時刻は11:00くらいである。かなり遅い出発であるが、ガツガツすることもないのだと自分に言い聞かせての行動であった。管理棟の窓口で、釣り券くださいと声をかける。すると釣り券のほかに釣り場案内の紙と身に付けて持ち歩く釣り券と車の窓に提示する券とがセットで渡された。ここで、再度釣り場案内の紙を見て釣り場検討である。車のボンネットに地図を広げ、やれ橋がどうの川がどうの地形がどうのと話始める。どんどん時間が過ぎていく・・・バカ釣師二人。「もう現地に行ってから決めよう」と車を飛ばす。気が焦るせいで、前を走る車が物凄く遅く感じる。友人も同じ思いであった。その証拠に友人は、愛車M社製「挑戦者」3.5リッターエンジンにもの言わせてブンブンと追い越し始めた。やはり我々はガツガツしているのだと実感した。到底、故芦澤一洋氏のように優雅に楽しむこととはほど遠いのである。いかん、釣り場へ曲がる道を見誤り、くねくねする峠道に秋田に向けて突き進んでしまった。かなり細い急斜面のクネクネ道のためUターンするスペースがなかなか見つけられずにただただ無駄に走り登っていく。もう一日休めれば、このまま秋田方面に釣りに行くのも良いのであるが、本日中に帰らねばならぬ悲しいサラリーマンの宿命に逆らえず・・・。その後、数分間走ったあげくやっとの思いでUターンスペースを発見した。「オー!やっと戻れる」「早く戻って釣りしなきゃ」とまたもガツガツするのであった。脇道の林道へ入り、並走する川の様子を見ながら走ること十分くらい。川に下りるのが楽そうな場所に丁度、駐車スペースがあった。こうゆう場所は得てして釣り人が入りやすく場荒れしているケースがほとんどであるが、渓相が良いのである。一応、キャッチ&リリース区間であるから魚影はあるはずと踏んでの入渓であった。
私は、川の様子を見に歩き出した。上流と下流を眺めてある程度のポイントを見定めて、車に戻った。するとそこには「な!・な!・なんとっ!!」釣り支度を既に開始し、ウェーダーに片足を通しかかっている友人の姑息な後ろ姿があった。しかも、川の様子を見に行ってきた私に見向きもせずに一心不乱に支度に専念するとても「やらしい」友人の後ろ姿である。普通、「様子はどうだった?」とか気にして質問するのでは?それどころか、彼の背中からは「釣ってやる!釣ってやる」って感じのオーラがムンムンしている。私は心中穏やかであるはずが無い。「やられた!」「チキショー!」
きっと二人ともガツガツなんだろう。車に戻った途端に目に飛び込んでくる友人の姿を見た瞬間から「釣り」するぞーって感じに変化し、さらに釣り場を探す発想が無くなるのであった。
そこからは、お互いの支度の進み具合を牽制しながら意味もなく「のんびり行こうぜー」とか「ガツガツすんなよ」とか心にも無いことを連呼している。心の中では「追いつけ!追い越せ!」を馬鹿の一つ覚えみたいにつぶやいているくせにである。私も友人もフライはウェットにした。きっと、ドライの方が反応が良さそうに思えたが、ドライよりもウェットで釣りたい思いが強かったためである。・・・つづく
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by thkflyfisher | 2004-06-29 12:36 | 釣り日誌編